税制改正と働き方改革 その5

今まで所得税の仕組みを簡単に説明してきましたが、続いてが本題になります。

「配偶者控除」「配偶者特別控除」の仕組みが平成30年より大きく変更となりました。配偶者控除は今まで見てきた「所得控除」の一種で、年収が一定以下の配偶者を養っている場合に、養っている側、つまり夫となる場合が一般的ですが、夫が受けられる所得控除となります。

このグラフを見ていただくと、縦軸は納税者本人(夫)の給与収入、横軸は配偶者(妻)の給与収入を示しており、カッコ内は給与所得控除後の所得、カッコ外の数字は年収を示しています。

一例をあげると、夫の年収が1170万円の場合で、妻の年収が150万の場合、夫が受けられる配偶者(特別)控除は、26万円となります。このグラフを見て3つ分かることがあります。

まず一つ目は、縦の軸に注目すると夫の年収に応じて配偶者控除を受けられる金額が異なる、つまり夫に対しても年収制限が設けられているという点です。2つ目は、妻の年収が201万円までは段階的に控除が受けられるということ。

つまり、妻の年収が103万円をこえても、夫の税金が極端に高くなるわけではないということです。3つ目は、控除の上限額は38万円で、夫の年収が1120万円以下の場合は、妻の年収が150万円までだったら38万円の控除が受けられるという点です。

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