
1.入居者数の多いアパートには変り種の人物がいるものです。
他の入居者の事も考えず、夜中に酒を呑んで友人等と大声で騒ぐ人や、ゴミやタバコの吸殻を廊下にポイ捨てする人など、常識では考えられない行動をする人が、まれではあるが居るものです。
2.初期行動が重要です。
アパート経営者あるいは管理会社は、常に物件の環境を見ておくことです。そして清潔にしておくことです。騒いでいる部屋の番号が分かり次第、電話で二度と他の人に迷惑をかけないようにと注意することです。早め早めに行動を起こすことが大切です。この注意を何度も無視するようであれば、保証人に事情を話し、退去を促すことです。
また、非常に効果的なのは、学生であれば学校の指導担当先生へ、職場であれば直属の上司に面会を申し入れをし、入居者の態度を改めさせていただくことを丁重にお願いすることです。
3.いずれにしてもオーナーの誠意ある行動と熱心な努力が人の心を動かし、改善するケースが多いと考えます。感情的な言動は禁物です。冷静に対処しましょう。
(続く)
札幌の税理士
西村俊二
この記事へのコメントはありません。