
刑務所への求人
どの業種においても人材不足が慢性化している中でも、特に土木建設業においては人材不足が経営の危機につながることがあります。地方都市にある関与先の土木建設業者が新たな手法の求人開拓として、刑務所への募集を働きかけたところ、それなりの手応えがあるとの報告を受けました。
社長のお話によるとそのメリットとして
- 受刑者が刑期を終えてシャバに出ても、働くところがあるといった安心感があり、更生への意欲も強くなること。
- 使用する側も真面目に働いてもらうことを願って良い待遇を提示して長期間関わってくれる可能性が高いこと。
- 中でも土木作業員は、単純で人柄の良い人が多いので受刑者であっても、仲間として快く受け入れ、居心地が良くなり、一生懸命働いてくれること。
など、そのメリットを声高に語ってくれました。
ある面では、期限付きの外国人労働者を受け入れるより、費用対効果が上がるのではと、私の心の中にあった不安が払拭されたような気がしました。成功を祈念。
札幌の税理士 西村俊二
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